はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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CM関節症とは、親指の根元が頻繁に使われることにより、CM関節が変形を起こし不安定になって痛みが出てきます。ドアノブ、ハサミ、ホッチキス、鍵などの施錠操作で増悪します。
発症年齢 40歳以上
男女比 4:6で特に閉経後の女性に多いと言われている。
職種 手指をよく使う。つまみ動作の多い職業
臨床検査
CM関節に軸圧をかけながら中手骨を回旋させると強い痛みとクリックを認める。陽性率80~90%。
CM関節に軸圧をかけながら中手骨を内転させると不安定感と痛みを訴える。陽性率70~75%。
下の写真の患者様は、両親指の痛みを訴えられていました。
だいぶ前に、病院でレントゲン検査をしたところ、関節が癒合していると言われたそうです。
そして、親指が使いにくいことにより、他の指、手首、前腕部分に負担がかかり、いただるいことも訴えられていました。
治療としては、掌、手首、肘の関節の調整(いろいろな関節が動くことで人体はスムーズに動くことができます)、筋肉の調整(前腕~掌)で親指が開くようになり、腕のだるさも消えました。
しかし、負担のかかりやすい手ではありますから、現在では、以前のような痛みが出ないようにメンテナンスで来ていただいております。