はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
イラストAC https://www.ac-illust.com/
血管の拡張による片頭痛といい、
筋肉が凝ることで血流が悪くなって起こる緊張型頭痛といいます。
片頭痛
・ズキズキと脈打つような痛み
・前兆に、めまい、チカチカするなどが多い
・吐き気
・ちょっとした運動で痛みが強くなる
・光、音に敏感になる
→→→対処法:頸動脈を冷やす。(喉ぼとけの横辺り)
部屋を暗くして安静にする。(目を閉じるのもOK)
コーヒーや緑茶などカフェインが含まれている物を取る。(1日2杯が目安。)
緊張型頭痛
・鈍い痛みが続いている
・肩こり、首コリ、眼が重いなど症状が伴う
・片頭痛のような症状ではない
→→→対処法:首の後ろ、眼の。周りを温める
コリをほぐす。
ストレッチをする。軽い運動をする。
※睡眠不足と寝すぎは頭痛の原因です。睡眠時間はだいたい6~9時間!
もともと日本では片頭痛の患者は約1000万人居るとされていて、約8割が女性です。生理前にエストロゲンというホルモンの分泌量が減ることによって頭痛が起こりやすくなります。
緊張型頭痛の患者は約3000万人とされています。
人間の頭は5キロ程度の重さがあります。それを支えている首はとても凝りやすく、緊張型頭痛の要因になります。女性は支える筋肉が少ないので、緊張型頭痛も基本的には女性の方が多いようです。
片頭痛と緊張型頭痛は、どちらの場合もあれば、両方持っている人もいます。
現在、感染症対策のマスクは必須ですが、これも頭痛の原因の一つです。
今の季節は、夏ほどの息苦しさは感じませんが、マスクの中は表面温度と比べて4度ほど高くなります。
また、マスクの中で吐いた息を吸うので、二酸化炭素を多く取り込んでしまいます。
二酸化炭素は血管を拡張させる働きがあり、片頭痛の原因になります。(お酒も同じ作用があります!)
頭が痛い場合、感染リスクが少ない場所では、マスクを外し、新鮮な空気を取り入れるのも必要に思います。
それと、どうでしょう!?
マスクをすることで、顔全体で笑ったり、大きく口を開けて話したりすることが少なくなっていませんか?
相手から見える部分が限られていくので、自然と表情筋を動かすことが減り、「顔コリ」というのが起こります。
それと、ゴムがかかっている耳周囲のコリや、首のコリが緊張型頭痛につながったりします。
ご自宅でマスクを外してお風呂の中で顔をマッサージしたり口を大きく開けたり閉じたりしてみてください!
痛いということは、顔の筋肉が硬くなっている証拠です。
ストレスも頭痛になることもあります。
・自粛
・テレワーク
・オンライン
など
自律神経が乱れると、幸せホルモンといわれる「セロトニン」が減ります。これが片頭痛の原因にもなります。(セロトニン:他に鎮痛効果、血管収縮)
人と話すことによりストレスが軽減されて、頭痛が和らぐということもあります。直接会えなくても電話などでつながることが、リラックスにつながり、頭痛の改善にもつながります。
市販薬で緩和させる手もありますが、飲みすぎには注意です!
頭痛薬を飲んでも改善せず、また日がたつごとにひどくなるようでしたら専門医に相談しましょう。
なにか隠れた原因があるかもしれないし、薬の飲み過ぎで起こる頭痛もあるようですから。
片頭痛や緊張型頭痛は慢性頭痛ですが、強く殴られたような急激な痛みや、力が入らない、手足がしびれるといった症状が伴っている場合は危険です。このような場合もすぐに病院を受診してください。
片頭痛は、50代以降に発症するのはまれなようです。
今まで頭痛の経験が無くて、50歳以降に激しい頭痛が起きた場合、
くも膜下出血
慢性硬膜下血腫
睡眠時無呼吸症候群
などの病気が隠れているかもしれませんから、すぐに病院へいかれるのがよろしいかと思います。
読んでいただきありがとうございました。