はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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脊柱(背骨)は横から見るとS字カーブになっていて、衝撃を吸収する構造になっています。(首は前弯、背中は後弯、腰は前弯、臀部は後弯)
このS字のカーブがなくなり、まっすぐな状態になってくると、クッション機能が低下するので、その負荷により身体のいろいろなところに痛みとして出てきます。
もう一つのクッション機能として、椎間板があります。背骨同士の間(椎間)一つ一つに入っていて、年齢を重ねるごとに徐々に水分が減っていき押しつぶされていきます。
クッション機能が低下すると、骨が変形し飛び出してきます。これを骨棘といい、骨棘によって脊髄や神経が圧迫されて症状が起こります。
疾患
・頚髄症性脊髄症
・頚椎症性神経根症
・椎間板ヘルニア
などがあります。
S字カーブがなくなる原因に、長年の偏った姿勢が大きいでしょう。特にパソコン、スマホの影響が強いです。
他に運動不足やバランスの悪い食生活なども関係すると言われています。(骨の変形は、骨の強さに影響される)
今回は「頸椎症性脊髄症」について書きました。
頚髄症性脊髄症は、背骨の中を通っている脊髄を、変形した骨や椎間板によって圧迫されて起こります。
主な症状
手足のしびれ。(足がしびれださすと重症です)
手指が動かしにくい。
首が動かせない。(上がむけないなど)
当院での対応
身体のバランスを整える。
脊柱は首から腰まで続いていますので、どこかの箇所に不具合が生じれば、それは脊柱全体に影響します。
脊柱を正しい位置に近づけることで、患部に掛かるストレスを軽減させ、また、身体のバランスが整うことで血流が改善され、症状の緩和が期待できます。
運動療法(リハビリトレーニング 当院3Fに併設)
改善した状態を維持できるように筋力トレーニングを行います。そして、運動することにより血流が改善され、症状が緩和することもあります。
さらに動ける身体になりますので、ケガをしにくくなります。
あまりにひどい症状(運動障害など)であれば、整形外科や脳神経外科への受診をおすすめします。
日ごろから姿勢に気を付けるのが大事です!
読んでいただきありがとうございました。