手をついて折れた!(コーレス骨折 橈骨遠位端骨折)

コーレス骨折


こんにちは!
西部です

コーレス骨折(橈骨遠位端骨折)について投稿します。

転倒による受傷が多く、手をついて手首の橈骨(とうこつ)が折れる骨折で、ご高齢の方がなりやすい4大骨折の一つです。(他には上腕骨頚部骨折、脊柱圧迫骨折、大腿骨頚部骨折)

高齢者の場合や、閉経後の女性は骨粗しょう症で骨がもろくなっているので折れやすいです。

つまずいて手をついたり、自転車に乗っていてバランスを崩して転倒したりなどで多く発生します。

骨折をしたらまずは整形外科を受診してください。

ギプス固定中、指、肘、肩を積極的に動かすのが大切です。(ギプスで固定している以外の身体の部分!)
ただし運動の際は長母指伸筋腱の断裂に注意が必要です。
長母指伸筋腱断裂についてはこちら↓
https://ee-haruyama.com/index.php?QBlog-20200126-1&mode=category&catname=%E6%95%B4%E5%BD%A2%E5%A4%96%E7%A7%91%E7%96%BE%E6%82%A3

その他の合併症
尺骨遠位端骨折
舟状骨骨折
遠位橈尺関節
月状骨脱臼
変形治癒
橈骨神経、尺骨神経、正中神経の神経麻痺
複合性局所疼痛症候群(CRPS)(神経障害性疼痛、痛覚過敏、浮腫、発汗異常)
手根管症候群

橈骨遠位端



重要なのは、ケガをしないことです。

特に高齢になってくると足腰が弱くなってくるので、つまずくことが多くなり、反射的に手をついて骨折することが多いです。

ケガをしないために我々がお手伝いできることいえば

''・身体のバランスを整える(鏡を見て左右の耳の高さが同じ、肩の高さが同じなど)
・筋肉の機能をUPさせる''

です。

身体のバランスが整うと神経伝達、代謝などがよくなり身体が動きやすくなります。
筋力UPすると、当然身体を支えることができます。

身体がスムーズに動くと、つまずく回数が減りますし、もしつまずいても踏ん張ることができ、ケガを未然に防ぐことができます!

想像してみてください。

もし右手を使うことが出来なければ・・・

ケガをしてしまうと大なり小なり生活に支障が出てしまいます。

ケガをしないことが一番大事なことです。

当院では、整体によるアプローチだけではなく、運動によるアプローチも行っております。

ご自分の身体に少しでも不安を感じられる方は、是非当院へご相談ください。

 



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