はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
「今までにないひどい寝違いになり、頭が傾いたまま動かせず、布団から起き上がるのも困難な状態で、少し動くだけで涙がこぼれるほどの激痛に悩まされる事態になりました。
何とか到着し施術を受けて、劇的に痛みが和らぎました。本当に助かりました。
そこから1週間ほど毎日通い、日常生活が送れるようになりました。」
こんにちは!
神戸市北区有野中町のはるやま鍼灸整骨院です。
その日の朝に寝違いで首を痛めた患者様です。
最初はほんとビックリしました。
左耳が左肩につくまで頭が傾いている状態で来られたのですから!!
そしてそこから少しでも頭を起こそうとすると激痛が走る状態でした。
その日の朝に痛めたので、直接触っての首の調整は、悪化するおそれがあるので施術の選択肢から外しました。
さて、どうしよう??
思いついたのが、神経の相反性抑制です。
(相反性抑制:ある筋肉が収縮すると反対側の筋肉は弛緩するという人間のメカニズム)
この患者様の場合、首の右側の筋肉が異常に緊張していて、これが邪魔をして頭が起こせない状態でした。
首の右側の筋肉の緊張を取るために、まず重力の影響を軽減させるために仰向けに寝ていただきました。
そして、私が頭を少し持ち上げ、頭を動かせる空間を作り、その状態で患者様自身で頭を左へ傾けるように動かしてもらいました。
これが奏効し、ゆっくり何回も行うことで、だいぶ頭が起きてきました。
(首の左の筋肉を収縮させることで、右の筋肉が弛緩したということです)
※画像2枚目
(2回目通院時の状態。これぐらいは頭が起きました。
1回目は右耳が右肩についた状態でした。画像はないです。それどころではなかったです)
正直ホッとしました。
2回目来院時のペインスケールは10→4。
だいぶ痛みが軽減され、顔色も良かったです。
4回目では左に40度ほど頭を傾けれるようになり、1週間ほどで多少の引っかかるような痛みはあるものの、当初の痛みはほぼ改善しました。