はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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おはこんばんちは!!(知ってる人知っている(笑))
西部です(笑)
ゴルフ好きの患者さんS.Hさん60歳男性
2年ほど前から左肘に痛みがあり、たいした痛みではないのでそのままゴルフを続けていたようです。
もともと別の症状で来られていたのですが、昨日ゴルフの練習中に痛みがひどくなった様子。
「来週ゴルフコンペやからなんとかしてほしい!」
とのことで、触診してみました!
クラブをグッと握ると痛みがでるので、まずその動作に関する筋肉を調べると、上腕三頭筋、腕橈骨筋、肘筋、伸筋群、屈筋郡の緊張が強いです!
肘関節自体の機能も低下し、曲げ(屈曲)動作に制限がありました!(カチッと止まる感じ。筋肉だと弾力あり)
左手首にも多少の制限を感じました。
体の回旋、左肩の動きには問題なかったので、恐らく左肘関節と左手首、そして上記の筋肉が原因だろうと見立てました。
治療後、棒(ゴルフクラブの代わり)を握ってもらうと痛みが軽減しました。
その日で痛みを取りきることが出来ませんでしたが、1週間あれば回復して行くだろうと考え、その日は終了しました。
・・・・・・・・
1週間後、痛みは10→5(一番痛いときが10)
目論みは外れましたが、ゴルフコンペは問題なくプレイできたとのことで安心しました!
なぜ左肘(図中)の痛みが増悪したのか?
2年前に恐らくゴルフで痛めた左肘(本人曰く)を、そんなに痛みが強くなくゴルフに影響がなかったので「いつか治るだろう!」という考えで月日がたち閾値を超えた!という感じだと思います。
(いつか治るだろう!すぐ痛みが引くだろう!…この気持ちすごく解ります!
痛める
↓
痛めた個所をかばう(人間のメカニズム)
↓
他の筋肉が働く
↓
筋疲労が広がる
↓
筋が疲労すると固くなる
↓
硬くなる=筋出力低下
↓
力む(過剰な負荷)
↓
ダメージがプラス
↓
痛み
↓
痛めた個所をかばう
↓
他の筋肉が働く
↓
筋疲労が広がる
↓
筋が疲労すると固くなる
↓
硬くなる=筋出力低下
↓
力む(過剰な負荷)
↓
ダメージがプラス
・・・・・・・
といった具合に蓄積され
結果
上腕三頭筋と前腕伸筋群との綱引き状態の結果の痛みだと考えました。
まとめ!
知らず知らずのうちに疲労は溜まっています。
「閾値」とは?
ある一定の堺までは何も感じないが、それを超えた瞬間に現れる感覚!
車、工業機械、咲き乱れる花々…
どれも維持(もしくは向上)するためには「手入れ!」が必要です。(外力、油、水・・・)
自分でするか!頼むか!自然の流れに身を任せるか!
放ったらかしは良くないですよー(笑)(お気持ちはすごーーくわかります)
一秒でも早く患者さんが改善するよう研鑽は終わりません!!!!!!