足の内側が痛い(有痛性外脛骨障害)

高校生の男の子。
学校の階段で左足首を捻挫し、内くるぶしから斜め前下方を痛めたとのこと。
腫れは引いたが、痛みが変わらないので2週間後に来院されました。

扁平足
歩行時に痛みあり
ジャンプで痛みあり
圧痛あり
患部に赤み、少しの腫れあり

エコーで検査すると、骨の表面が不鮮明に。

病院では、レントゲンを撮ると骨折はなく外脛骨が写っていたようです。

有痛性外脛骨障害と思われるものでした。

足部内足解剖




スポーツしなければいずれ治っていくと言われ、医科への通院は2回で終了。

確かにそうです。患部にストレスをかけなければ治って行きます。

しかしながら、痛みを早くとりたいとのことで来院。

身体(骨格・筋肉)のバランスを調整することなどにより、患部にかかる構造的なストレスの軽減、自己治癒力の回復をねらい、右の土踏まずを作るようにテーピング処置を行った。
1週間後、2回目の来院で痛みが軽減し少し歩きやすくなったとのこと。
1週間に2回のペースで1ヶ月後には走っても痛みが出ない状態になりました。

普段の行動では痛みはなくなりましたが、圧痛のみが残り、骨格・筋肉の調整、足首・足指のトレーニング、アキュスコープを使用しつつ治療を続け、1ヶ月後に消失!笑笑

約2ヶ月で痛みがとれました!






外脛骨とは、後脛骨筋の付着する舟状骨の内側後下方にみられる過剰骨です。健常人の15%前後にみられ、その存在自体に臨床的意義は少なく、無症候性のものには治療の必要はありません。

発症年齢
10〜15歳の思春期が多い。スポーツを契機に発症することが多いため、スポーツ障害の1つとして扱われる。

性差
女性に多い80〜90%は両側性にみられる

症状
舟状骨内側部の膨隆、圧痛、発赤、熱感、ベンチ形成(タコ)など

特徴
・痛みを回避するために、足全体を外側に体重をかけて歩いていることがある。
・土踏まずが低くアーチのない足(扁平足)に多い。
・バレー、ダンサーなどは足部手術で摘出することが多い。(それでも半年は痛い!)

扁平足


扁平足

扁平足2




Veitch分類(2型が多い。3型は後脛骨筋腱炎)

1型:舟状骨から分離
2型:舟状骨と軟骨性、線維性に結合
3型:舟状骨と骨性癒合

veitch分類




疼痛発生のメカニズム
・ 外脛骨隆起部が靴やスポーツシューズにより圧迫され、皮膚や皮下組織に炎症性変化を生ずる。
・ 後脛骨筋が外脛骨を介して舟状骨粗面に付着するため、縦アーチの動的支持不全をきたし、後脛骨筋腱鞘炎などの症状を引き起こす。
・ 舟状骨との線維性軟骨結合が打撲や捻挫などの外傷やスポーツ中に繰り返される微小外力(over use)により断列し、骨軟骨炎を生じる。

同じような症状でお悩みの方、ご相談下さい!!

参考資料
・ オルソグ実践会資料
・ 運動期疾患の機能解剖学に基ずく評価と解釈(下肢編)運動と医学の出版社 



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