はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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こんにちは!西部です。
患者様で以前から腰痛と右おしりから右ふともも裏にかけての痛みに悩んでいました。特に椅子に座っているときに痛みが出ていたようです。お仕事はデスクワークですので、さぞ憂鬱だったことでしょう。
Kempテスト陽性(L4)
SLRテスト陰性
脳、身体のバランス調整で6回目(20日間)の治療で7割痛みが消失したが、椅子からの立ち上がりでの痛みがなかなか改善されなかったんです。
残り3割がなかなかとれないので、どうしようか?
側頭骨→蝶頸骨→後頭骨→頸椎→胸椎→腰椎との骨性のつながり
アナトミートレインのつながり
脳、脊髄、硬膜・・・
と考えているうちに、ピン!っと側頭骨がひらめいたんですよね。
触ってみると、動きが悪かったのですぐに調整!
立ち上がりの痛みを消失させることが出来ました。
—考察—
kempテストとは腰椎の関節や神経孔に圧迫力を加え、ヘルニア、関節の異常、神経の異常を見つける検査方法です。
L4に陽性がでたので、何かしら腰椎周辺(関節、筋肉、神経など)の異常だと評価をしました。
身体のバランスを整えるということは、傾いた家を元に戻す作業と一緒です。全体的に整って行く中、L4腰椎周辺が正常な位置へ戻ることにより、症状が7割改善されたと考えます。
残り3割(立ち上がり時の痛み)は側頭骨を調整されることで、頭→首→背中→腰と順番に調整され症状がとれたのでしょうね
例えば、立ち上がるという一つの単純な動作でも、一見関係ないと思われる部分も微小ながら動いているんだなー