はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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こんにちは!
西部です。
先日、中西先生が「右肩が痛いから、診てもらえませんか?」とのことで治療しました。
早速検査です。
視診
理学検査
上腕二頭筋長頭腱は結節間溝を通り、急な角度で肩関節内へと入って行きます。
なので、上腕二頭筋(力こぶ)が働くと摩擦で炎症が生じやすい構造になっています。いわゆる使い痛みです。
検査の結果、上腕二頭筋長頭腱炎と評価しました!
恐らく、子供のだっこと施術時の指圧による使い痛みかもしれません。
施術
まず、全体の歪みを改善させるために脊柱の治療をし、それから、右肘関節、右肩関節の可動性が少なかったので、その部分の治療をしました。
結果
上半身の傾きは改善!
右肩の可動域改善!
上腕二頭筋長頭腱(結節間溝)の圧痛減弱!
その日は、これで終了!
最終的に炎症部分は自然治癒力にまかすしかありません。我々はそれをいかに引き出すかが仕事です。関節の凸と凹の関係を正常にすることで、脊柱であれば中枢神経からの神経伝達が改善し、治癒力UP。末梢の肩関節、肘関節では可動域が改善されることにより、患部に掛かる負担の軽減、血流血行の改善により治癒力UPが見込めます。
2後日、中西先生に経過を伺いました。
あの日と次の日は良かったらしく、患者さんの施術で指圧をするとまだ痛みがあったようです。長頭腱自体にもアプローチが必要だったかな?
後何回か治療が必要ですね!