はるやま鍼灸整骨院
公式ブログ
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こんにちは!
西部です。
10月半ばから、左のお尻からふくらはぎまでシビレを伴う腰痛患者さんが来院されています。77歳女性です。
症状の出た原因は、夏にお墓参りに行き、そこで草むしりをしている最中に出現したそうです。
いつもお世話になっている近くの病院で『恐らく狭窄症!』と診断されたそうです。
少し前にそのお孫さんから相談を受けました。
「うちのおばあちゃん、腰が痛くなって歩くのも痛いから家から出なくなってん・・・。何とかならへん?」
・・・(以前から見させていただいている私の患者さん)
「狭窄症?・・・むずかしそうやなー(心の声)」
実際お会いしたら足を引きずって痛そうな顔をしておられました。
問診後治療ベッドへ。
案の定、寝転ぶのも難しい状態。(横向きでしか寝転べない)
まずは検査!
腰をそらすと痛みとしびれ出現。SLRテスト陰性。アキレス腱反射陽性。足の親指屈曲と足関節屈曲の筋力低下。(健側と比較)
どうやら狭窄症のような感じ。恐らく腰椎4番5番(L4,L5)あたり。
その日は寝るのがつらいので座った状態で治療しました。終了後少し歩きやすいとおっしゃっていました。直後効果はまずまず(笑)
(可能ならだいたい3日置きに治療の予定を立てました)
2回目
この日は症状にそれほどの変化はなし。引き続き、L4,L5の改善をはかっての座位での治療。
3回目(前回より1週間後)
「楽やった〜!」とのこと(笑)
治療後4〜5日は良かったようです。(一番痛いのを10として5)
思ったより早く変化が出てきました!!!(内心ほっとしています笑)
痛みはすっかり戻り、この日は足を引きずっていました(涙)
それから5回ほど座位での治療をつづけ、徐々に軽快していきました。
「見て!!歩けるようになってきたで!」・・・(当時は嬉しかったですね〜)
(このあたりで6回目です。買い物も楽しんでおられるご様子でした!笑)
12月には寝転んでも症状が出なくなり、途中左スネにシビレの症状が出たのですが、それもなくなっています。
現在、たまに腰が痛くなり、また、スネのシビレが再発するかもわかりませんので、今の状態をより安定させ、さらに良い状態に持って行く為、定期的に通院していただいております。
狭窄症というより腰椎症性の神経根症?MRIならわかるのでしょうけど・・・
そんなことより、この方が歩けるようになって本当に良かった!なぜならこの方の望みは
『歩けるようになりたい!!!どっこも行かれへん』
でしたから。
表情もすっかり良くなりましたよ!笑
・・・
狭窄症?腰椎症?神経根症?についてはまた書きますね。
下の画像は、10月末にいつもお世話になっております病院で撮っていただいた腰のレントゲンです。
この時の心の声は・・・・・「おおっ!?」です。